防災グッズで本当に必要なもの15選|最低3日分の備蓄リスト

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地震や台風、大雨などの災害に備えて「防災グッズを用意しよう」と思っても、何から揃えればよいのか迷う方は多いのではないでしょうか。

防災用品は数多くありますが、重要なのは「避難するときに持ち出すもの」と「自宅で生活するために備蓄するもの」を分けて考えることです。

この記事では、災害に備えて最低限用意しておきたい防災グッズを、優先順位が分かるように整理します。

この記事のポイント
  • 食料・飲料水などは最低3日分、できれば1週間分を備える
  • 飲料水は1人1日3Lが一つの目安
  • 携帯トイレ・簡易トイレも忘れずに備える
  • 自宅備蓄と非常持ち出し袋は分けて考える
  • 家族構成によって必要なものを追加する

最低限必要な防災グッズ一覧

まず「何から揃えればいい?」という方は、次のものから確認してみてください。

防災用品 主な用途 優先度
飲料水 断水時の水分確保
非常食 食料供給が止まった場合に備える
携帯トイレ・簡易トイレ 断水・排水できない場合に備える
懐中電灯・ライト 停電への備え
モバイルバッテリー スマートフォンの充電
携帯ラジオ 停電・通信障害時の情報収集
救急用品 軽いけがなどへの備え
衛生用品 断水時などの衛生管理
カセットコンロ ガス・電気停止時の調理
防寒・雨具 寒さ・雨への対策

すべてを一度に揃える必要はありません。まず水・食料・トイレ・明かり・情報収集手段など、生活に直結するものから確認すると分かりやすいでしょう。

① 飲料水|1人1日3Lが目安

最優先で確認しておきたいのが飲料水です。

東京消防庁では、飲料水について1人1日3Lを目安として案内しています。

例えば2人暮らしの場合は次のようになります。

備蓄期間 1人 2人 4人
3日分 9L 18L 36L
7日分 21L 42L 84L

2人暮らしで1週間分を確保するなら、単純計算では42Lになります。

最初から1週間分を用意するのが難しければ、まず3日分を確保し、少しずつ増やしていく方法でもよいでしょう。

② 非常食|最低3日、できれば1週間分

内閣府は、家庭で最低3日分、できれば1週間分程度の食料や飲料水などを備蓄することを推奨しています。

非常食というと専用の保存食をイメージしがちですが、普段食べている保存性の高い食品を多めに買っておく方法もあります。

例えば次のような食品です。

  • パックご飯
  • 缶詰
  • レトルト食品
  • 乾麺
  • シリアル
  • 栄養補助食品
  • 保存期間の長い菓子類

普段から食べるものを少し多めに買い、古いものから食べて、食べた分を買い足す「ローリングストック」にすると、期限切れを防ぎながら備蓄できます。

2人暮らしで必要になる非常食の量はこちらの記事で詳しく整理しています。

▶ 2人暮らしの非常食は何日分必要?必要量と備蓄方法を解説

③ 携帯トイレ・簡易トイレ

水や食料と一緒に忘れず準備したいのが携帯トイレ・簡易トイレです。

大規模災害では、断水だけでなく排水設備の損傷などによって、自宅のトイレが使えなくなる可能性があります。

内閣府も2026年度の防災週間で、食料・飲料水とともに携帯トイレ・簡易トイレやトイレットペーパーなどの備蓄を呼びかけています。

非常用トイレは普段ほとんど使わないため後回しになりがちですが、災害時の生活を考えると優先度の高い備蓄品です。

2人暮らしの場合に何回分必要になるかはこちらで詳しく解説しています。

▶ 2人暮らしの非常用トイレは何回分必要?3日・7日分の目安を解説

④ 懐中電灯・LEDライト

停電に備えて懐中電灯やLEDライトも準備しておきましょう。

スマートフォンにもライト機能はありますが、停電が長引いた場合はスマートフォンの電池をできるだけ通信や情報収集のために残しておきたいところです。

そのため、スマートフォンとは別にライトを用意しておくと安心です。

予備の電池が必要なタイプなら、電池も一緒に保管しておきます。

⑤ モバイルバッテリー

スマートフォンは、災害情報の確認や家族との連絡などに使う重要な通信手段です。

停電するとコンセントから充電できなくなるため、モバイルバッテリーも用意しておきましょう。

ただし、持っているだけでは不十分です。

定期的に残量を確認し、実際にスマートフォンを充電できる状態かチェックしておくことが重要です。

⑥ 防災ラジオ

停電や通信障害が起きた場合に備えて、ラジオも情報収集手段の一つになります。

電池式や充電式などさまざまなタイプがあるため、普段から使い方を確認しておきましょう。

防災ラジオの選び方はこちらの記事で詳しくまとめています。

▶ 防災ラジオは必要?選び方と準備しておきたい機能を解説

⑦ 救急用品・常備しているもの

災害時にはすぐ医療機関を利用できるとは限りません。

そのため、日常的に使う衛生用品や基本的な救急用品も確認しておきます。

  • ばんそうこう
  • ガーゼ
  • 包帯
  • マスク
  • 体温計
  • 普段必要としている個人用品

家族それぞれに必要なものが違うため、一般的な防災セットだけで済ませず、自分の家庭に必要なものを追加することが重要です。

⑧ 衛生用品

断水すると、普段当たり前にできている手洗いや入浴などが難しくなる可能性があります。

そのため、衛生用品も備えておきましょう。

  • ウェットティッシュ
  • ティッシュ
  • トイレットペーパー
  • ゴミ袋
  • 歯ブラシなどの口腔ケア用品
  • 必要に応じた生理用品や乳幼児用品

特にゴミ袋は、ゴミをまとめるだけでなくさまざまな用途に使えるため、多めに備えておくと便利です。

⑨ カセットコンロ

停電やガスの供給停止に備えて、カセットコンロも自宅備蓄の候補になります。

温かい食事を作ったり、お湯を沸かしたりできるため、ライフラインが止まった際に役立ちます。

使用する場合は製品の取扱説明書に従い、換気など安全上の注意を守ってください。

⑩ 防寒具・雨具

災害は季節を選びません。

冬であれば防寒対策、雨天時の避難であれば雨具が必要になります。

季節に応じて次のようなものを追加しておきましょう。

  • 防寒用ブランケット
  • レインコート
  • タオル
  • 着替え
  • 下着

防災セットの中身も季節ごとに見直すと、必要なものを入れ忘れにくくなります。

「非常持ち出し品」と「自宅備蓄」は分ける

防災グッズで特に重要なのが、すべてを1つのリュックに入れようとしないことです。

防災用品は、大きく次の2種類に分けて考えると整理しやすくなります。

種類 目的
非常持ち出し品 避難時にすぐ持って出る 水、食料、ライト、ラジオ、救急用品など
自宅備蓄 自宅で数日間生活する 大量の水、食料、簡易トイレ、カセットコンロなど

1週間分の水や食料をすべてリュックへ入れると重くなり、避難そのものが難しくなります。

非常持ち出し袋は避難時に必要なものを中心にし、それ以外は自宅に備蓄しておく方法が現実的です。

非常持ち出し袋はどこに置く?

非常持ち出し袋を作っても、すぐ取り出せない場所に置いていては十分に活用できません。

内閣府は、避難時に最低限必要なものを入れた非常持ち出し袋を、玄関近くや寝室など持ち出しやすい場所へ準備しておくことを案内しています。

家族で「どこに置いてあるか」を共有しておくことも大切です。

2人暮らしなら防災セットをどう揃える?

2人暮らしの場合、既製品の防災セットを利用する方法と、自分で必要なものを揃える方法があります。

既製品は一度に基本的な用品を揃えやすい一方、自分で揃える場合は必要なものだけ選びやすいという違いがあります。

どちらが向いているかはこちらで比較しています。

▶ 防災セットは自作と既製品どっち?メリット・デメリットを比較

2人用防災セットの中身をまとめて確認したい場合はこちらです。

▶ 2人暮らしの防災セットは何が必要?必要なものを一覧で解説

防災用品は定期的な見直しが必要

一度防災セットを作ったら終わりではありません。

食品や飲料水には賞味期限があり、電池やモバイルバッテリーも長期間放置すると必要なときに使えない可能性があります。

半年に1回など、自分で確認する時期を決めておくと管理しやすくなります。

確認したいポイントは次のとおりです。

  • 食料・飲料水の期限
  • モバイルバッテリーの残量
  • ライト・ラジオの動作
  • 予備電池の状態
  • 衣類のサイズや季節
  • 家族構成の変化
  • 非常持ち出し袋の保管場所

物を買うだけでなく避難場所も確認する

防災対策は、防災グッズを買えば完了するものではありません。

自宅周辺のハザードマップを確認し、災害の種類ごとの避難場所や避難経路を家族で確認しておくことも重要です。

また、家具の固定や配置の見直しなど、災害が発生したときにけがを防ぐ対策もあわせて行いましょう。

よくある質問

防災用品は何日分必要?

内閣府は、食料・飲料水などについて最低3日分、できれば1週間分程度の備蓄を呼びかけています。

水は1人何リットル必要?

飲料水は1

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